2008年11月17日月曜日

夢は母国との架け橋

ネパールに日本語とパソコンの学校を.....。

今夏開校へ準備進む

掛川のサキャ・アノジュさん


掛川在住のネパール人サキャ・アノジュさん(29)が母国での日本語学校と日本語のパソコンスクールの開校に向け、着々と準備を進めている。日本語学習熱が高いネパールでも日本語のパソコンスクール開設は例がないとのことで、「日本とネパールの架け橋になりたい」と夢の実現に張り切っている。サキャさんは高校卒業後に日本語を学び始め、早くから現地の日本学校で日本語教師を務めていた。4年半前に来日してからは、愛知県の建設会社を経て、掛川市へ。得意の語学を生かして在日ネパール人に日本語を教えたり、全国各地のNGOや在日外国人宅を訪問してきた。以前から母国で日本語教育に専念しようと思っていたサキャさんは、貯金で辞書や日本の本を大量に購入し、現在独自の日本語テキスト作成中。「日本語でコンピューターも操作できれば、交流範囲がずっと広がる」とパソコン操作技術にも磨きかけ、日本語でのホームページも開設した。
学校の名前は「つばさ日本語学院」。「人々に国境を越える言葉のつばさを」との願いを込めた。カトマンズに開くパソコンスクールではソフトウェア、Eメール、インターネットなどを日本語での操作を教える。「大好きな日本と日本への思いを多くの生徒たちに伝え、文化交流を深めたい」と話すサキャさん。今夏の開校に向けて、日本語の本や教材、パソコンなどの寄付を呼び掛けながら、「日本の皆さんにもぜひ学校に来てもらいたい」と帰国後の交流の継続に期待している。
問い合わせはサキャさんが所属している会社のホームページ http://ourasia.jp


平成14年4月7日の静岡新聞掲載


実際の新聞の切り抜きを見るには下記の画像をクリックしてください。


次公開する予定の
三河タイムズの記事です。
1999年10月7日発行に掲載
日本語教育への夢を語るサキャさん。

自作の日本語ホームページにはネパールと

日本の国旗が並ぶ=掛川市内

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