2010年4月8日木曜日

世界最高峰での挙式も、ネパールの旅行代理店が同性愛者誘致


[カトマンズ 22日 ロイター] ネパールの旅行代理店が、象の背中に乗る結婚式や世界最高峰エベレスト(チョモランマ)での挙式を、同性愛者の観光客向けに提案している。

 旅行代理店「ピンクマウンテン」は、ネパールの同性愛者の男性3人が設立。そのうちの1人は、同国の議会で唯一同性愛者であることを公表しているスニル・バブ・パント議員だ。

 パント氏は、内戦後の復興の過程にある同国に、裕福な同性愛者の観光客を誘致したいとの考えを示し、「ネパールには同性愛者に対する差別がなく、急流下りやトレッキング、登山などのアドベンチャースポーツを楽しんでもらえる」と話した。

 ネパールでは同性愛は今もタブー視されているものの、2年前には同性愛者に平等な権利を保障する法律を作るよう最高裁が政府に命じるなど、過去数年で同性愛者に対し好意的な国へと変わってきている。

身長56センチ、ネパールの18歳がギネス目指す。
[カトマンズ 21日 ロイター] 身長56センチというネパールのカジェンドラ・タパ・マガルさん(18)が21日、カトマンズで開かれたメディ ア会見に両親とともに姿を現した。

 マガルさんの家族は、マガルさんが18歳にして世界で最も背の低い男性だと主張。ギネス記録への掲載を求めて欧州を旅する予定。

ネパールの「生き神」、引退後の夢は「銀行で働くこと」

[パタン(ネパール) 7日 ロイター] ネパールの首都カトマンズ南郊にあるパタンで6日、生き神「クマリ」としてあがめられているチャニラ・バ ジュラチャルヤさん(15)の姿を撮影した。

 思春期を迎え、9年にわたって務めてきたクマリを引退するバジュラチャルヤさんは、引退後の夢について「経済や会計を学んで、銀行業界で 働きたい」とコメント。

 クマリは学校へ通えないため、居住する寺で家庭教師に学び、先週クマリとしては初めて学業認定試験も受験。「クマリとしての生活は楽しん だ」としながらも、引退後の将来にも希望を膨らませていた。